湯上がりの肌がすべすべつるつるになるおかめの湯がある曽爾村
国立曽爾青少年自然の家のアリ駆除や民家、飲食店のシロアリ駆除・ムカデ駆除・ハチ駆除も多数させていただいてます。
家の柱を食べる白蟻ってどんな虫か知っているようで知らない方も多いのではないでしょうか。白蟻はアリの仲間ではなく、ゴキブリの仲間です。
日本で家を加害する白蟻は主にヤマトシロアリとイエシロアリです。最近は輸入木材についてきたアメリカカンザイシロアリというシロアリも生息範囲をひろげています。
シロアリが生息するのに好まれる環境は、風通しが悪く、日の当たらなくて、湿気が多く、餌となる木材が多いところです。
まさしく床下なのです。
シロアリはほとんど目が見えず、嗅覚が発達し、木の匂いによってきます。
また、風や光を嫌い、蟻道を作って侵入してきます。
シロアリの巣は土の中にアリ、腐った木から出る養分(セルロース)のにおいでよってきます。落ちている木屑や配管まわり(特に断熱材を巻いて配管)、束柱、風呂場、トイレ、玄関、勝手口まわりの土台部分や上がりかまち部分、やポーチ柱から侵入され、それをきっかけにどんどん食害が始まります。
ベタ基礎(土間にコンクリートを流し込んでいる)でも基礎のヒビやコンクリートの隙間から侵入してきます。
一度家屋に侵入すると、土台、大引、根太、床板、畳、断熱材など金属以外は何でも食害していきます。
しろありは一日に1つの巣でゴルフボール一個分くらい食害していき、仲間に餌のありかをフェロモンで伝えていき、シロアリの職蟻(働き蟻)の数がどんどん増えていき被害を広げていきます。
また、巣の中にいる女王は1日3,000個以上の卵を産み、その中から働きアリ(木材を食べ栄養分を巣に持ち帰る)、兵蟻(兵隊アリで外敵と戦う)、ニンフ(のちに羽アリとなる)と呼ばれる次の巣をつくるシロアリがあり、役割分担があり立派なグループをつくり被害を拡大していきます。
ヤマトシロアリの羽アリは4~5月頃に飛び出し
イエシロアリの羽アリは6~7月に群飛します。
ヤマトシロアリの食害の特徴は基礎から1メートルくらいの高さまでの食害が多く、イエシロアリの場合は、屋根裏まで被害が及ぶこともあります。(ヤマトシロアリも雨漏りがしていたり、防水が悪い家は2階まで食害がすすむ場合もあります)
食べられた木材は、硬い年輪の部分は残し、柔らかい部分を食べるためブラインドのようなスカスカな木材になってます。
最近の家の構造は昔に比べると人間にとって住みやすい環境になっていて、気密性が高く基礎が頑丈で温かい家が多いです。
シロアリにとっても、住みやすく侵入したくなる原因になっています。
増築して風通しが悪くなった家、土間の台所だったところをバリヤフリーにして床を張った家、使用している木材も輸入材を使用してたり、乾燥不十分な木材を使用したり、とシロアリの好む環境を作っていたりもします。家の構造が複雑になってきて、侵入経路も多様化していて、いくつもの条件が発生原因になっています。
昔は1年に1回畳をあげ、大掃除をし湿気の多いときは石灰をまいたりする習慣があったようですが、今では殆ど見なくなりました。
ご自身で床下を見る機会が減ったため、発見が遅くなっっている原因にもなっています。
シロアリは家のガンとも言われます。
なんといっても早期発見がカギです。
長く健康な家に保つためには、
こまめな点検とメンテナンスが大切です。
経験、知識、目利きが確かな、有資格者の点検が安心です。
点検後、カメラ等で撮影した画像を確認できまお客様がお客様が床下の状況を把握するのに最適です。
いろんな虫の発生状況や、家の悪い箇所がわかります。
人間ドックではなく、住宅ドックのつもりでご利用、ご相談ください。
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