なんか痒い、発疹がある。ダニかな、ノミかな?
皮膚科に行っても、虫さされかアレルギーかなと言われ
何の虫ですか?と聞いてもわからないようでした。
ソファーで刺されている?布団で刺されている?
どこにいてもかゆみに悩まされてノイローゼ気味になった。
急いで薬局でダニの燻煙剤や殺虫剤を購入し、素人ながら駆除を3回以上やったり、布団乾燥機、徹底的に掃除をしたのに、まったく解決しない。
上記は、トコジラミでお悩みのお客様から聞く、悲痛な声の一部です。
私も帯状疱疹になったことがあるのですが、痛みや痒みはすごいストレスになり
つらい思いを経験した事があります。できるだけ理解し、お客様のつらさに耳を傾け、寄り添えるような人間でありたいと思います。
しかし、トコジラミの完全駆除は難しく、容易ではありません。
トコジラミの案件を聞くと、まず、現場調査に向かいます。完全防備(タイペックなどの防護服)をし、発生場所の確認をします。カーテンの折り目、ソファーの縫い目、布団の縫い目、ベッドの隙間、スーツケースなどのまわり、結露などでカビている壁紙等確認します。
その後、トコジラミ用の薬剤を1ヶ月3回の間隔で散布・塗布・燻蒸、熱処理、捕獲シート等をしていき経過観察します。但し、薬剤のみで処理が難しいと判断した場合は、ソファーの処分、家具の処分、ベッドの処分、スーツケースの交換、カーテンの交換、カーペットの交換、衣服のクリーニングをしていただく事も多いです。
それぐらい徹底的な駆除が必要で、かつ難しい害虫になります。
他の害虫に関しては、保証がつくのですが、トコジラミに関しては保証をつけることができません。
3回の消毒で止まる場合もありますし、3回消毒後も経過観察をしていく場合もあり、延長消毒(追加料金)で終息する場合もあります。
しかし、トコジラミ駆除は色々な原因(移動距離や生息範囲が消毒範囲外だった、薬剤の効能期間外等)で残念ながら再発するケースもありますので保証がつけれない唯一の害虫になります。
点検・見積もほとんど無料ですが、
トコジラミ点検に関しては感染リスクを伴い、使い捨て防護服等にコストが掛かるため有料となります。
しっかりトコジラミを理解して真剣に駆除を行っている害虫駆除業者ほど、業者泣かせの虫だと思っていると思います。
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