シロアリの羽ありが群飛し、巣作りの時期になってきました。
飛び立つ時期は、ゴールデンウィーク前後が多く
それ以降は、夏にかけ、雨上がりの次の日や、湿度の高い日に多く出ます。
しろありは自然界では、腐った木を食べ土に分解する良い生き物です。
シロアリを捕食して生きている動物も多く、食物連鎖のなかに入る大事な生き物でもあります。
しかし家に入ってくるとやっかいな生き物です。
悪気はないのですが、餌があるし、環境も良いのでよってきます。
逆に寄ってこない環境にすれば良いのです。
家の構造をすべて鉄骨にし、木材は使わない、床下の風通しを良くするため基礎をイケイケにする、床下に日陰を作らない等です。
しかし、コスト面、設計面で、現実的ではありません。
今の家をシロアリから守るためには、薬剤で薬の層を作り侵入を防ぐ方法(薬剤ブロック処理)、毒餌を巣まで持ち帰らせる方法(ベイト工法)などが主流です。
土に巣をつくり蟻道を構築して侵入してくるので、床下に薬剤をまくブロック処理も、家の周りにベイト剤を埋め込む方法は有効的です。
羽アリの役目は、子孫繁栄のため、新しい巣づくりをする集団です。
雨上がりや湿度の高い日に多く出るのは、羽アリが飛んだ後、何をするかを知れば納得がいくと思います。
羽アリが飛んだあと、結婚相手(オスはメスを、メスはオスを)をさがします。
羽を落としたカップルは、土の中に新しい巣をつくるため、土を掘り潜っていきます。そのとき土質が柔らかい方が、潜りやすいためだといわれています。
その日を狙ったように、集団が一斉に出ます。
羽アリが一斉に出るところにはツバメたちも集まってきます。
逆に、ツバメが集まっているところをさがすと、羽ありが出ている家がわかります。
羽ありが出る前に、早期発見がカギです。
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