以前、鳥インフルエンザが熊野市と南伊勢町で出たとき(2011年)
熊野市山崎運動公園の駐車場と玉城インターから南伊勢町の幹線道路沿いが消毒ポイントになっていて、三重県からの業務委託で、三重県ペストコントロール協会を通じて、協会員として作業に従事しました。
鶏舎等で鳥インフルエンザが発生すると、以下のような蔓延防止対策がとられます。
異常家禽(かきん)の発見および検査の実施、病性等の判定、病性等発生時の措置、発生農場等における防疫措置、通行の制限又は遮断、移動制限区域及び搬出制限区域の設定、家きん集合施設等の制限等、消毒ポイントの設置がおこなわれ、感染を広げないように対策がとられます。
そのうち、消毒ポイントでは、畜産関係車両や、発生場所に出入りする車両の消毒をおこないます。原則として、制限区域が解除になるまで続きます。
鳥インフルエンザの時期は冬に発生し、寒くて厳しい現場となります。
4畳ほどのプレハブ小屋に2名と薬剤、機材等を置くと狭い中、
日常業務もこなしながら、各業者同士日程を調整しながら、
緊急なシフトを組むので、どうしても12時間交代となります(消毒作業は24時間消毒業務が1ヶ月ほど続きます)
休憩は車の中、寒くて厳しい環境です。
トイレは仮設で、薬剤をつくる為、水道がいるのですが、水道がない現場に県の職員さんが手配してくれて、仮設の水道をマンホールのところから分岐して作ってくれました。冷え込む日は、機材が凍結するので凍結しないよう対応するのが大変でした。(なんせ仮設なので過酷です)
今年もあちらこちらの都道府県で同じように消毒していると思います。
ご苦労様です。
早く農場にも元気なニワトリが戻って、タマゴもやすくなると良いですね。
それ以来、伊勢方面も多くの業者様と知り合い、
白蟻駆除やネズミ駆除でお伺いすることも多くなりました。
害虫・害獣で困ったら、三重県ペストコントロール協会所属の業者をお薦めします。
情報交換する事も多く、勉強量も豊富な業者が多くいます。
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