ハウスメーカーさんもコウモリ駆除の封鎖は苦手?(津市)

家に棲み着くコウモリはアブラコウモリ(イエコウモリ)と呼ばれるもので、コウモリと聞いて、皆さんがイメージされるのが洞窟で逆さまにぶら下がっているコウモリやドラキュラみたいに吸血する吸血コウモリを想像されるのではないでしょうか?皆さんが困ってる日本家屋に棲み着くコウモリはアブラコウモリです。どんな造りの家であっても、外敵(フクロウ、カラス、猛禽類など)から身を守れる隙間があれば隙間から侵入し、生活を始め、出産、子育てなどはじめます。

一番の被害は玄関のまわり、瓦の上、雨戸の下、シャッターのフンのご相談が多いです。また、野生の生き物なのでいろんな病原菌や寄生虫を持っています。ハッカの匂いのするコウモリスプレーを散布したり、CDを吊ったり、超音波を取り付けたり、センサーライトで撃退を試みて、効果が出ないのでお問い合わせいただく方も多くいらっしゃいます。ただ、コウモリスプレーで撃退される方は使用上の注意を見ていただくと、忌避効果は数時間という商品がほとんどですので、購入のしすぎには注意してください。

ネズミにおいては、入らない構造にしなければならない建築基準法がありますが、コウモリの入らないようにしなければならないという決まりもなければ、コウモリが入らないような構造にしているハウスメーカーさんは無いに等しいと思います。家の構造上、水の流れるように隙間をあけていたり、風の流れるように隙間をあけているところも少なくありません。

そのようなところを、コウモリは通れないが、水や風は通るように施工しなければなりません。樹脂で出来たネットを取り付けたり、ステンレスネットを取り付けたりします。

隙間の基準ですが5ミリ以下の隙間にするように心がけています。

ハウスメーカーさんにもご相談なさったようですが、

足場代も高くなり、コウモリでお困りなのに外壁塗装の提案もされたとのことでした。どちらかというとハウスメーカーの方はシャッターのコウモリの侵入封鎖は苦手な印象があったようです。

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