この季節は、人間も引っ越しシーズン、新しい環境をスタートする方も多いのではないでしょうか。
ミツバチが家の中にも入ってきて駆除してほしいと、相談、駆除依頼がありました、駆けつけると、巣はなくミツバチの大群が外の壁のところにびっしりとまっていました。換気扇の隙間から入ってきてたようです。
これはミツバチの分蜂といいます。
ミツバチの**分蜂(ぶんぽう)**とは、簡単に言うと「新しい群れを作るために巣から一部の蜂が引っ越す現象」です。蜂の世界での「引越し」や「独立」ともいえます。—分蜂の流れ:1. 巣が手狭になる or 個体数が増える春から初夏にかけて、巣の中がいっぱいになってくると、女王蜂が「分蜂」を決意します。
2. 新しい女王が育てられる働き蜂たちは、新女王を育て始めます。旧女王はその間に出発の準備。
3. 旧女王が群れを連れて巣を出る働き蜂の半分くらいと一緒に、旧女王は巣を出て、別の場所に新しい巣を作ろうとします。
4. 一時的な「蜂球(ほうきゅう)」を作る一旦、木の枝や建物の壁などに集まって「蜂球」と呼ばれる塊になります(これ、見かけるとビビりますよね)

5. 偵察蜂が新しい巣の場所を探す偵察蜂が良い場所を見つけると、ダンスで他の蜂に伝えて、引っ越し先が決まります。—なぜ分蜂するの?群れが大きくなりすぎると、巣の維持が難しくなるから自然な繁殖の一環です。
見た目は、まさに蜂の「引っ越し」「家族分裂」って感じ。蜂球見かけたらビックリしてしまいますが、実は一番おとなしい時期なんですよね。そして、その場にじっとしてるだけで、いずれどこかに行く可能性は大です。ただし、長くとどまってたり、人がよく通る場所にあると危ないこともあるから注意は必要ですね。
蜜蜂の駆除を相談したい場合、以下の順番で確認・相談するのが安全で確実です。【1】市区町村の役所(環境課・衛生課など)まずは、お住まいの市役所・区役所に相談してみましょう。多くの自治体では、「駆除は自己対応(=専門業者に依頼)」としながらも、相談には乗ってくれます。地域によっては、協力業者や養蜂家を紹介してくれることもあります。検索例:「○○市 蜜蜂 駆除 相談」などで調べると、専用ページが見つかることがあります。—【2】専門の害虫駆除業者に直接依頼「蜂 駆除 ○○市(地域名)」で検索すると、専門業者が一覧で出てきます。ただし料金は基本的に自己負担になります。相場:1万〜3万円前後(場所や巣の大きさで変動)業者選びのコツ:「日本ペストコントロール協会」など信頼できる団体加盟の業者だと安心相見積もり(複数業者に見積もり)もあります。
もちろんバスターズでも、やっています。
ペストコントロール協会所属です。
ミツバチはなるべく駆除しないで、追い払うだけの時も多いので、現地確認して、決めさせていただいてます。
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