シロアリが家屋にとって大敵であることは、みなさんもご存知でしょう。しかし、その本当の恐ろしさは、実際に被害にあってみなければなかなか理解されにくいもののようです。シロアリの被害は、まさに想像以上のもので、年間の被害額も火災に匹敵するほどといわれています。
シロアリは温暖多湿な気候に生息し、木造家屋などの木が大好物です。シロアリにとって日本はとても居心地のよい地域ということになります。日本には15種類のシロアリが生息していますが、そのなかでも被害の大きい代表的なものはヤマトシロアリとイエシロアリです。
家屋へシロアリが一旦侵入してしまうと、被害はどんどん進行してしまいます。シロアリはヒカリ・風・熱が大嫌いなので、床下などは恰好のすみかとなります。そのため、最初の被害は床下からはじまることが多く、なかなか気づくことができません。
シロアリの繁殖時期
シロアリは繁殖期(4月中旬~6月頃)になると新しい住みかをもとめて、羽ありとなって飛び立ちます。当社へのシロアリ被害の相談件数は、この時期(4月・5月・6月)にもっとも多くなります。
シロアリの羽ありを見かける頃にはすでに繁殖が進行していて、想像以上に被害が拡がっている可能性が高いといえます。